雑な暮らし

機嫌のいい女になるための自己表現によるストレス発散ブログ

サイレントベビーという謎プレッシャー

サイレントベビーという言葉がある。これは、乳児期に愛情をかけられず、親子間の情緒的関係が結べなかった赤ちゃんが、次第に泣かなくなったり笑わなくなったり情緒の発達が遅れることである。泣いても意味がないから泣かなくなるらしい。成長すると非行に走りやすいという。

 

ツイッターでもよく「泣いてるけど家事で手が離せない間に寝てた。サイレントベビーにならないか心配」的な投稿を見かける。ネット検索すると、「スマホの普及でサイレントベビーが増えている」みたいな記事。

 

わたしは専門家じゃない。だけど、子育てしている母親としてこれは確信している。

 

そんなに簡単にサイレントベビーになるかっっっ!!!!!!!

 

赤ちゃんそんなにガラスのハートしてねえから。あいつらたくましいから。

 

なんかもうネットの記事だと、泣いたら他のことは後回しにしてすぐ駆けつけてだっこしないとサイレントベビーになりますよ!みたいな勢い。サイレントベビーの特徴5つ!みたいな。授乳中スマホみてませんか?って。ならねえよ。まずサイレントベビーって検索かけてる時点でならねえよ。

 

昔の孤児院ではサイレントベビーが多発したらしい。というのも看護師さんはあやしたりしなかったからである。その後保育士さんの導入により赤ちゃんの情緒が安定したらしい。

 

だけど、二人目を育てていると保健師さんだろうが通りすがりのおばあちゃんだろうが育児書だろうが必ず言われるのが「上の子を優先してね!」。

 

は?泣いてたらすぐあやさないとサイレントベビーになるんじゃないの?え?9ヶ月くらいまでその必要性はない?基本的なお世話だけして上の子を優先しましょう?言ってること違うじゃん!!!

 

実際、二人もいると下の子が泣いていようが駆けつけてだっこなんて物理的に不可能である。手が4本あればいけるけどな!朝晩忙しいので泣いていても放置するしかない。だってごはん作れなきゃ上の子は食えなくて死ぬんじゃぞ。上の子を優先するとはそういうことじゃ。泣けばすぐだっこされるなんて贅沢は一番目に生まれた者の特権なんじゃ。

 

二人でもそうなんだから3人、4人目なんてもうサイレントベビー確定コースですか?違うでしょ!

 

子供の情緒の安定した発達に必要なのって要するに「コミュニケーション」だと思う。赤ちゃんなら泣いていたらお世話する。単なるオムツ替えでもそれはコミュニケーション。授乳もコミュニケーション。お風呂も。それがゼロの赤ちゃんはサイレントベビーというやつになるかもしれない。でも普通のお母さんはそれくらい余裕でクリアしてるでしょ!

 

だから、サイレントベビーを心配している時点でサイレントベビーにならない。普通の家庭ではならない。

 

ちなみに授乳中のスマホはサイレントベビーになる!赤ちゃんの目をみましょう!的な記事をみたけど、二番目育児においては「授乳中は目線は上の子で。」と言われます。マジでなんなの!?目をみないと赤ちゃんの情緒死ぬんじゃないの!?

 

っていうか前から思ってたけど、貧乳のお母さんは授乳中赤ちゃんと目を合わせるとか無理じゃね。わたし貧乳ですけどね、赤ちゃんが思いっきり目玉を端っこに動かさないと目が合いませんけど。あ〜すいません!もしかして貧乳だと愛情がないんですか?

 

おそらく本当にサイレントベビーになる家庭ではサイレントベビーという言葉すら知らないと思う。赤ちゃんに関心がないから。

 

だから、もうこの言葉ってただ普通のお母さんのプレッシャーになるだけのようなきがする。

 

実際、上の子は暇さえあれば神経質にかまってたけど、下の子はそこまでかまえないので、もしかしてサイレントベビーというやつになるんじゃないかと不安だったのだ。でも、2ヶ月になったばかりだけど、あやすと笑うし、ちゃんと言葉も話す。基本的なお世話も立派なコミュニケーションだと確信した。愛情があればちゃんと育つよ!

 

赤ちゃんなのにサイレントという字面がショッキングだから広まっているのかもしれない。でもサイレントベビーの記事ってちゃんと根拠あって書いてる?(この記事だってさ・・・ブーメランw)ただプレッシャーになって普通のお母さんを追い詰めるだけのようなきがする。もっと気楽に育児させてくれ。

 

 

参考

 

「心の基地」はおかあさん―やる気と思いやりを育てる親子実例集 (子育てシリーズ)

「心の基地」はおかあさん―やる気と思いやりを育てる親子実例集 (子育てシリーズ)

 

 古い本なのでサイレントベビーという言葉は出てこないが、孤児院で情緒的発達が遅れた赤ちゃんの話が載っている。